芸術療法の種類

箱庭療法 英:Sandsplay Therapy 独:Sandpiel Therapie

箱庭療法は心理療法の一種で箱の中にクライアントが、セラピストが見守る中で自由に部屋にある玩具を入れていく手法。
表現療法に位置付けられるが、作られた作品は言語化される時もある。基本的に自由に見守られながら表現することが重要であるといわれている。現在は成人の治療にも使用されるが、もともとは遊戯療法(Play Therapy)から派生した。
米国や欧州など世界で用いられている手法であるが、日本でも幅広く用いられている。
※ウィキペディアより


風景構成法

風景構成法は、投影法による心理検査の1つであるとともに、芸術療法の中の描画療法の一つでもあります。

A4の紙を用意し、治療者がクライアントの目の前でフリーハンドで緑取りをします。
クライアントはその枠の中に

川・山・田・道という大景群
家・木・人という中景群
花・動物・石という小景群

の10個の要素を順番に描いていきます。

さらにそれ以外に書きたいものがあれば自由に加えて、クレヨンで色を塗ります。
その後、描いた絵についてクライアントに自由連想してもらい、その語られた内容に関してクライアントと治療者が質疑応答する中で自己洞察を促していきます。
※サイコタムより


コラージュ療法

コラージュ療法は、雑誌や広告などから写真や絵などを切抜き、台紙に貼って一つの作品を作るという、極めて簡単な方法で自己の内面を自ら振り返るという自己表現が可能となるので、不安や問題点を作品を通して理解することだけではなくて、自らが癒される効果があります。

ストレスの発散、満足感、達成感を得られることだけではなく、言葉にできることは、意識をしたり自分で気づくことができますが、無意識的な自己に気づくことで人と信頼関係を構築するのにも役立ちます。
※サイコタムより

※サイト内の作品は、すべて当室カウンセラーが作ったものです。